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2026年1月19日お知らせ

【太陽光パネルの基礎講座|第30回】 これからの太陽光発電 ― 10年後を見据えた設備選び ―

【太陽光パネルの基礎講座|第30回】

これからの太陽光発電

― 10年後を見据えた設備選び ―

1. はじめに

太陽光発電は、
「設置すれば終わり」の設備ではなくなりました。

売電中心の時代から、
自家消費・蓄電・EV連携・レジリエンス重視へ。

これから太陽光発電を考えるうえで重要なのは、

「今お得か」ではなく、「10年後も価値があるか」

第30回では、
これからの太陽光発電に求められる考え方と、
後悔しない設備選びのポイント
を解説します。


2. 太陽光発電はどう変わってきたか

時代 主な目的
~2015年 売電(FIT)
2016~2022年 売電+自家消費
2023年~現在 自家消費・電気代対策
これから 自立・レジリエンス・分散型

売る設備 → 使う設備 → 守る設備
へと役割が進化しています。


3. 10年後を見据えた設備選びが必要な理由

■① 電気料金は下がらない

燃料費・送配電コスト・再エネ賦課金の影響で、
電気代は長期的に上昇傾向。

自分でつくる電気の価値が上がる


■② EV・蓄電池が当たり前になる

10年後には、

  • EVが一家に1台

  • 家庭用蓄電池が標準装備

という時代が現実的です。


■③ 災害リスクの増加

停電は「珍しいこと」ではなくなり、
電気を守れる家・施設が選ばれる時代になります。


4. 10年後を見据えた太陽光設備の考え方

■① パネルは「量」より「使いやすさ」

  • 最大容量よりも消費に合った容量

  • 将来の蓄電池・EV追加を前提に設計

👉 無理に載せすぎないことが重要。


■② パワコン・配線は拡張前提

  • ハイブリッドPCS

  • 蓄電池・V2H対応

  • 将来増設できる設計

👉 「今は使わなくても、後から使える」構成が理想。


■③ 蓄電池・EVとの相性

  • 蓄電池を後付けできるか

  • EVと連携できるか(V2H)

👉 太陽光単体より、組み合わせ前提で考える。


5. これから重視されるキーワード

  • 自家消費率

  • レジリエンス(災害対策)

  • 分散型エネルギー

  • マイクログリッド

  • EMSによる最適制御

  • エネルギーの地産地消

これらはすべて、
10年後の標準装備になる可能性が高い考え方です。


6. 後悔しない設備選びのチェックポイント

✔ 売電に依存しすぎていないか
✔ 蓄電池・EVを後から追加できるか
✔ 停電時に電気が使えるか
✔ 修理・更新が想定されているか
✔ 長期運用(20年以上)を前提にしているか

「今の見積」だけでなく、
将来の使い方まで説明してくれるかが、
業者選びの重要なポイントです。


7. これからの太陽光発電の役割

10年後、太陽光発電は――

  • 電気代を下げる設備

  • 災害から家族・事業を守る設備

  • 地域を支えるインフラ

へと進化していきます。

☀ 太陽光発電は
 「節約のため」から
 「生き抜くための設備」へ。


8. まとめ

これからの太陽光発電で大切なのは、
短期的なお得感より、長期的な価値です。

  • 拡張できる

  • 組み合わせられる

  • 守れる

  • 使い続けられる

そんな設備選びが、
10年後の満足度を大きく左右します。