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2026年1月12日お知らせ
太陽光発電・蓄電池・EV(電気自動車)。
それぞれ単体でも大きなメリットがありますが、
3つをどう組み合わせるかによって、
経済性・安心感・環境性能は大きく変わります。
第29回では、
「どれを、どのくらい、どう組み合わせるのが最適か?」
をわかりやすく解説します。
よくある失敗例として、
太陽光だけ多く載せて余剰電力が大量に発生
蓄電池が小さく、夜間に使いきれない
EVはあるがV2Hに未対応
など、設備同士が噛み合っていないケースがあります。
最適バランスとは、
👉 発電・蓄電・消費が無駄なく循環している状態
を指します。
| 設備 | 役割 |
|---|---|
| ☀ 太陽光発電 | 電気を「つくる」 |
| 🔋 蓄電池 | 電気を「ためる」 |
| 🚗 EV | 電気を「ためて・使って・運ぶ」 |
| 🧠 EMS | 全体を「最適制御」 |
この役割分担を意識することが、最適化の第一歩です。
目安としては、
年間消費電力量 ≒ 年間発電量
もしくは やや少なめ が理想
過剰に載せるより、
自家消費できる量を重視します。
蓄電池容量の目安は、
夜間消費電力量
停電時に確保したい時間(6〜24時間)
家庭用なら
👉 5〜10kWh が一般的な最適ゾーン。
EVは非常に強力な存在です。
EV1台=10〜15kWh以上
V2H対応なら家庭へ給電可能
👉 蓄電池+EVの併用で、
蓄電池容量を無理に大きくしなくても済むケースが多くなります。
自家消費率:20〜30%
初期費用:低
災害対応:弱
👉 最小構成・売電重視向け
自家消費率:50〜70%
夜間・停電対応:◎
👉 最もバランスの取れた基本形
自家消費率:60〜80%
非常時対応:非常に強い
👉 EV所有者に最適
自家消費率:80〜90%以上
レジリエンス:最強
👉 将来を見据えた最適解
EMS(エネルギーマネジメントシステム)を導入すると、
発電量に応じて充放電を自動制御
EV・蓄電池の使い分け
電力使用の優先順位設定
が可能になり、
人が考えなくても最適バランスを維持できます。
✔ 発電量と消費量は合っているか
✔ 蓄電容量は夜間使用に足りているか
✔ EVはV2H対応か
✔ 将来(電気代上昇・EV追加)を見据えているか
これらを満たしていれば、
設備は「資産」として最大限に機能します。
太陽光 × 蓄電池 × EV の最適バランスとは、
量ではなく“使い方”の最適化です。
つくりすぎない
ためすぎない
無駄なく回す
この考え方が、
経済性・安心・環境性能のすべてを高めます。