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2025年6月19日コラム

ホットスポットとは?太陽光パネルの“見えない危険”に注意!

🔥 ホットスポットとは?

**ホットスポット(Hot Spot)**とは、太陽光パネルの一部だけが異常に高温になる現象です。
パネルは本来、セル全体で均一に電気を流す構造ですが、汚れや破損、影などが原因で局所的に発電できないセルがあると、そこに過剰な電流や熱が集中し、熱を持ってしまいます。

💡 ホットスポットが発生する主な原因

原因 内容
🔹 鳥のフン・落ち葉 光を遮ることでその部分が発電できず、電流の流れが乱れます
🔹 パネルのひび割れや欠け セルが破損し、正常に発電できなくなります
🔹 配線不良・接続不良 電気の流れが乱れ、一部のセルに負荷が集中します
🔹 部分的な日陰(木、アンテナ、建物など) 一部だけ日光が当たらず、発電が阻害されます

🔧 ホットスポットが引き起こす問題

問題点 説明
⚠️ 発電量の低下: 発電できないセルがあることで1枚だけでなくパネル全体やストリング単位で出力が落ちます
⚠️ パネルの焼損 :高温状態が続くと、セルやバックシートが焦げたり変色したりします
⚠️ パネル寿命の短縮: 熱の蓄積で劣化が早まり、10年持つはずのパネルが数年で故障することもあります
⚠️ 火災リスク :極端なケースでは、発火につながる恐れもあります(特に古いシステムや劣化した配線)

 

私たちが現場でよく目にするのが、「たったこれだけで?」と思うような汚れによって、パネルの一部が焼けてしまっているケースです。鳥のフンや落ち葉なども決して油断できません

 

 

 

 

 

✅ 防止・対策方法

方法 内容
🧼 定期的な洗浄→鳥のフンや落ち葉、砂ぼこりを除去し、発電効率を維持します
🔍 定期点検(目視・サーモグラフィーなど)→ホットスポットを早期に発見し、対応が可能になります
🛠️ 破損パネルの早期交換→ダメージが大きくなる前に交換することでシステム全体を守ります
🌳 周辺の樹木や障害物の管理→影の原因を取り除くことで、部分的な発電阻害を防げます

 

 

まとめ

「たった一か所の汚れ」が、全体の発電ロス・事故・コスト増加の原因になる
→だからこそ、**洗浄と点検は“コスト”ではなく“投資”**です。

綺麗なパネルは設備を長く安定的に管理してくれます。